殺虫剤

殺虫剤

家の中に出る、蝿・蚊・蜘蛛・ゴキブリ、外に出る、蟻・毛虫・蜂・アブ・ブヨなど、いろいろな害虫がいます。
その害虫から、身を守るため、植物を守るため、ペットを守るためなどに、利用しているのが、殺虫剤です。
しかし、現在は、自然環境によくないものもあるということで、見直しがされているようです。

殺虫剤とは?

殺虫剤(さっちゅうざい)とは、人間や農作物にとって有害な昆虫や害虫を駆除するために使用される薬剤のことです。それぞれの害虫に対応した殺虫剤を利用しなければなりません。そのため、種類も豊富です。


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殺虫剤の種類

殺虫剤は、大きく分けると、「有機リン系」・「ピレスロイド系」・「カーバメイト系」・「有機塩素系」・「昆虫生育抑制剤」にそれぞれ分類されます。

有機リン系

ジクロルボス(DDVP)・テメホス(アベイト)・ピリダフェンチオン(オフナック)・トリクロルホン(ディプテレックス)・フェニトロチオン(スミチオン)・フェンチオン(バイテックス)・プロチオホス(トヨチオン)・プロペンタホス(サフロチン)・クロロピリホスメチル(ザーテル)など、蚊の成虫・幼虫・ゴキブリ・蝿・水中の蚊・アブ・ブヨなどに、残効性が強く速効性も高い殺虫剤です。

ピレスロイド系

アレスリン(ピナミン)・エトフェンプロックス(レナトップ)・ジョチュウギクエキス(除虫菊エキス)・dl・d-T80アレスリン(ピナミンフォルテ)・d-T80レスメトリン(クリスロンフォルテ)・フェノトリン(スミスリン)・フタルスリン(ネオピナミン)・ペルメトリン(エクスミン)・レスメトリン(クリスロン)など、速効性があり、ゴキブリ・蝿・蚊などに効果的です。蚊取線香やエアゾール・マットなどの家庭用殺虫剤などにもよく利用されている殺虫剤です。

カーバメイト系

プロポクスル(バイゴン)は、医薬品殺虫剤として承認されている唯一の殺虫剤。

有機塩素系

オルトジクロロベンゼン(オルソジクロルベンゼン)で、ハエウジに対して効果的な殺虫剤です。

昆虫生育抑制剤

ジフルベンスロン(デミリン)・ピリプロキシフェン(スミラブ)・メトプレン(アルトシッド)など、羽化阻害効果があり、蝿や蚊に効果的な殺虫剤です。

殺虫剤の危険性

殺虫剤は、原薬のまま使用することはなく、使用目的に合わせて、共力剤・乳化剤・展着剤・溶剤などを加えています。
形もさまざまであり、いろいろな製剤に加工して使用します。
そのため、人間には安全になっていますが、環境にいいというわけではありません。
米国では1996年の食品品質保護法ができてから、発達中の子供を守るために有機リン系殺虫剤や農薬などといった薬の全面的な見直しを進めています。

天然の殺虫剤

環境保護のために、最近では、人体や動物などにも影響がない天然の殺虫剤がいろいろなところで利用されています。
その中でも、意外と簡単にできるものが、ハーブを使った天然殺虫剤です。
それぞれ、目的に合うハーブオイルを肌につけたり、部屋の中に置くことで、虫の発生を減少させるのです。さらに、ペットにつくダニやノミなどにも効果があります。さらに、自宅の外や家の中で、このような効果のあるハーブを植えることによって、虫の発生を抑えることもできるのです。一般的な虫除けとして利用されているのが、ペパーミント・セージ・レモン・オニサルビア、ノミ、ダニ、蚊、ぶよなどに効果的なのが、シトロネラ・ユーカリ・ペニーロイヤル・ローズマリー・ルー・ワームウッド。強力ではないけれど、虫除けにもなるのが、バジル・ベイ・ラベンダー・セージ・タイム。この他、木酢液や竹酢液を利用して、害虫を駆除できるものもあります。
効果的で、強力ですとはいえませんが、殺虫剤をあまり使用しないためには、こういったものを利用するほうが、健康的で、安全かもしれませんね。使用上の目的、保管方法など、しっかり守って、利用していきましょう。

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